ご覧いただきありがとうございます。 スイスのメーカー、BLADEのギターです。 おそらく1980年代後半から1990年代前半くらいの物と思われます。 前オーナーがネックをギター工房で再塗装してもらった際に、ヘッドのロゴは消えてしまったそうです。 ただ、ラッカー塗装でのリフィニッシュでとても弾き心地が良く素晴らしい仕上がりです。 BLADEギターの売りのVSCシステム(ブースターシステム)は回路が外されてキャンセルされています。 当時はあまり評判が良くなく、外す人が多かったと聞いています。 コントロールツマミの横のミニスイッチを操作しても現状は音色に変化はありません。 ピックアップはオリジナルのプラスチックカバーのパッシブタイプです。 ブリッジは上級機種に付いている「ファルコントレム」ではなく、二点支持のオーソドックスなシンクロタイプです。 ペグはオリジナルではなく、比較的新しめのGOTOH製の物を付けています。 ジャンク品ではありますが、全てのピックアップで音出しできています。 セレクタースイッチに若干ぐらつきがあるのと少しノイズが多めなので、電装系の交換をお勧めいたします。 ネックの状態はとても良く、薄めの厚さですので弦高下げ気味でも弾きやすいです。 40年近く経っていますので、生音のボディ鳴りも良いです。 Fenderのストラトでは出ない少しキラキラした感じのクリーントーンで、エフェクター乗りも良いです。 重さは約3.2㎏です。 ボディ、ネックともに数ヶ所に打痕・キズがあります。 BLADE初期の日本国内製造の物ですので、造りも良く大変お勧めです。