Rolleifrex 2.8C Xenotar 80/2.8 です。 ジャンクで購入し、4年程前にオーバーホールに出して使用していました。 フィルム20本分程使用しました。 2.8D以降は絞り羽根が5枚に変更されているRolleiflexにおいて、2.8Cが絞り羽根を10枚使用した最後のモデルとなっています。 その為、絞り羽根10枚による綺麗な円形ボケが楽しめます。 オーバーホールしている為シャッタースピードの変速も行えており、撮影は問題無く行えます。 レンズ繰り出しの手前側の途中、ノブが固定しにくい箇所があります(ノブをゆっくり回しても止まらずにほんの少しだけ動きます)。 オーバーホールを依頼した業者から、最大限調整は行ったと説明を受けています。業者によっては更に調整可能かもしれません。 シャッターロックのプラスチック部分は折れております。 レンズは経年による細かい傷が有りますが、絞り込まないと影響は無いかと思います。F11程度まで絞って使った際も撮影結果的に気になる影響は特にありませんでしたが、この辺は人によるかと思いますので神経質な方は避けた方が良いかもしれません。 外装のレザーは張り替えて貰っています。純正の物と比較してやや薄い革になっているようですが、使用感には影響はありません。 おまけとして、ND8のフィルターと、フォーカシングフード、Acruのレザーストラップをお付けします。 NDフィルターがセットの為、シャッタースピードの上限が1/500秒のローライでも、開放付近での撮影が比較的容易となり、2.8Cの特徴である10枚の絞り羽根による円形ボケを、より効果的に楽しむことが出来るようになります。 フォーカシングフードは、使用することでファインダー像が大きく見えるほか、周りの光を遮断してファインダー内の像が視認しやすくなり、ピント面の薄さによるピンボケを回避する事ができます。 Acruのレザーストラップは、数年前に公式サイトから購入した物で、当方は2.8Cに装着して使用していましたが、こちらはあくまで完全なおまけと考えてください。 全体的に経年による使用感はありますが、まだまだ使用していただける状態で、おまけのアクセサリーも撮影の手助けをしてくれる物ばかりですので、ご興味ある方どうぞ宜しくお願い致します。